ギターを売るときに押さえておくべきポイントと高く売れるタイミングを解説★

ギターを手放すと決めたとき、「できるだけ高く売りたい」「スムーズに取引したい」と考えるのは当然のことです。しかし、適当に売ってしまうと相場より低い価格で手放すことになったり、後悔することもあります。そこで、ギターを売る際に必ず押さえておくべきポイントを詳しく解説します。


1. ギターの市場価値を把握する

ギターの買取価格はブランドやモデル、状態、流通量などによって大きく変動します。まずは、自分のギターがどのくらいの価値があるのかを調べましょう。

① ブランドとモデルを確認する

高価買取が期待できるブランドとして、以下のようなものがあります。

  • エレキギター
    • Gibson(ギブソン)Les Paul、SG、ESシリーズ
    • Fender(フェンダー)Stratocaster、Telecaster、Jazzmaster
    • PRS(ポール・リード・スミス)Custom 24
    • Gretsch(グレッチ)ホロウボディモデル
  • アコースティックギター
    • Martin(マーチン)D-28、D-45、000-18
    • Gibson(ギブソン)J-45、Hummingbird
    • Taylor(テイラー)800シリーズ、900シリーズ
  • 日本製ヴィンテージギター
    • Yamaha(ヤマハ)SG、FG
    • Greco(グレコ)
    • Tokai(トーカイ)

ブランドやモデルを確認したら、買取業者の相場やフリマアプリの取引価格を調べましょう。

② ヴィンテージ価値があるか調べる

特定の年代に製造されたギターは「ヴィンテージギター」としてプレミア価格がつくことがあります。

  • GibsonやFenderの1950~1970年代モデルは特に高額。
  • 日本製ギターでも、1970~1980年代の「ジャパンヴィンテージ」モデルは人気が高まっている。

シリアルナンバーを調べて、製造年を特定することが大切です。

③ 市場の需要を把握する

ギターの人気は時代によって変わります。最近では、ネオソウル系ギタリストに人気のFender JazzmasterやPRSのギターが高騰していたり、70年代のFenderのヴィンテージギターが再評価されています。

逆に、エントリーモデルのギターは流通量が多いため、あまり高値がつきにくい傾向にあります。


2. 高く売るための準備

① ギターの状態をチェックし、メンテナンスする

ギターの状態が悪いと査定額が下がる可能性があります。査定に出す前に以下の点を確認し、可能な範囲でメンテナンスを行いましょう。

  • ボディの汚れやキズをクリーニング
  • 弦の張り替え(古い弦は査定時の印象が悪くなる)
  • フレットの磨き(酸化して黒ずんでいる場合はポリッシュで磨く)
  • ネックの反りがないか確認(調整が必要ならロッドを回して調整)
  • 電装系の動作確認(ジャックやポットにガリがある場合は接点復活剤を使う)

しっかり手入れされたギターは査定額がアップしやすく、売却時の印象も良くなります。

② 付属品を揃える

ギター本体だけでなく、以下の付属品が揃っていると査定額がアップしやすいです。

  • 純正ハードケース・ギグバッグ
  • 保証書・取扱説明書
  • オリジナルパーツ(トレモロアーム、ピックガード、バックプレートなど)
  • 交換用パーツ(新品の弦、ストラップ、メンテナンス用品など)

特に、純正ハードケース付きのギターは買取価格が高くなりやすいです。

③ ギターの詳細情報をまとめておく

買取業者やフリマアプリで売る場合、ギターの詳細情報を伝えやすくするために、以下の情報を整理しておくとスムーズです。

  • メーカー・ブランド
  • モデル名・型番
  • シリアルナンバー(製造年の特定に役立つ)
  • 購入時期・購入価格
  • 改造歴(改造の有無、交換パーツの詳細など)

改造している場合は、オリジナルパーツを一緒に提供できると買取価格が上がることがあります。


3. 売る方法を選ぶ(買取業者 vs フリマアプリ)

ギターを売る方法には、大きく分けて「楽器買取業者に売る」か「フリマアプリやオークションで個人売買する」かの2つがあります。

① 楽器買取業者に売る(手間をかけずに即売却)

メリット
✅ 手間がかからず、すぐに売れる
✅ 査定額がその場で決まる
✅ トラブルが少ない

デメリット
❌ フリマアプリより買取価格が低いことが多い
❌ 状態によっては買取不可の場合もある

おすすめの買取業者

  • 島村楽器の楽器買取(全国展開、店舗買取・宅配買取)
  • タワーレコードの楽器買取(ヴィンテージギターに強い)
  • イシバシ楽器の買取(高額買取実績あり)

② フリマアプリ・オークションで売る(高値で売るなら)

メリット
✅ 買取業者よりも高値で売れる可能性が高い
✅ 価格を自分で設定できる

デメリット
❌ 購入希望者とのやりとりが必要
❌ 配送の手間がかかる
❌ クレーム・返品トラブルの可能性

おすすめの販売プラットフォーム

  • メルカリ(初心者向け、手軽に出品できる)
  • ヤフオク(オークション形式で高額取引も可能)
  • Reverb(楽器専門のマーケットプレイス)

4. 売るタイミングを見極める

ギターの需要が高まる時期を狙うと、高額で売却しやすくなります。

春(3~4月):新学期・新生活シーズンで楽器の需要が増える
ボーナスシーズン(6月・12月):高額商品が売れやすい
年末年始(12月~1月):楽器を始める人が増える


まとめ:ギターを売るときのポイント

1️⃣ 市場価値を調べる(ブランド・モデル・製造年を確認)
2️⃣ メンテナンスをしてコンディションを整える
3️⃣ 付属品を揃える
4️⃣ 買取業者とフリマアプリを比較する
5️⃣ 売るタイミングを見極める

このポイントを押さえておけば、ギターをより高く、スムーズに売却することができるでしょう!

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